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【レイクスとのすてきな関係】vol.6 滋賀山下 大学生との取り組みをサポート

2017-18シーズン途中から滋賀レイクスターズ(以下、レイクス)をサポートしている滋賀山下。ホームゲーム会場ではバスケットゴールの支柱部分に輝くスタイリッシュな企業ロゴマークが印象深い。
レイクスとの取り組みは主に大学生が関わる事業。大学生のホームゲーム無料招待や大学生による前座試合開催など多岐にわたる。
なかでもレイクスのインターン生との取り組みには、代表取締役社長である中澤誠人さんの熱い想いがあるようだ。

 

Q.2017-18シーズンが残り9試合(2018年3月)という微妙なタイミングでスポンサーになられていますが、その理由を教えていただけますか?

残り試合数は関係なくて、レイクスの営業担当者と話をしている中で「いいな」って思う部分があったからです。
とはいえ、私個人名義ではなく会社として支援するためにはメリットも考えないといけない。営業担当者の話の中でレイクスは「滋賀のチーム」として大きく強くなっていこうと考えているという点にそのメリットを見い出しました。
滋賀山下は滋賀の本社しかありません。滋賀をベースに共に頑張っていこうという部分に賛同しました。

Q.見い出されたメリットをもう少し詳しく教えてください。

滋賀山下はB to B(Business to Business)と言って企業が企業のためにモノを作る会社です。
だから、一般のマーケットで会社名を見ることは皆無に等しいですし、商品名も出てこない。うちに面接に来るようなモノづくりに興味がある大学生でも、滋賀山下の名前はまず知らないと思います。
これは企業としてどうかなと。レイクスを応援することで少しは滋賀山下を知ってもらえるなら、そこに会社で応援するメリットを見い出せると考えました。
2018年頃はBリーグがワアッと盛り上がるタイミングでもありましたし、レイクスを応援している人は若い子から年配者までいらっしゃる。たまたまバスケットゴールの支柱に企業ロゴを掲載する空きスペースもあった。
そこにロゴマークを置いておいてもらうだけでも会社としてはメリットになると思いました。

 
 

パートナーになられたことで、集まってくる大学新卒の顔ぶれに変化は出てきましたか?

ん~、実際まだレイクスで名前を知りましたという学生は現れていないなぁ(笑)。
だけど、中途採用で入ってきて社員からは、「レイクスに協賛されてますよね」と聞かれることはある。でも正直、なかなか増えてはこないと思う。
というのも、滋賀山下に入ってくる人は特殊な人が多いから。
例えば、文系の学生さんもどんどん来てねっていう会社であれば、レイクスで見ました、会社も知っていますという学生さんも増えると思います。
でも、うちは新卒のエンジニアを求めるから、それだけでうんと確率は下がる。レイクスの試合を観に来る人の中で、うちの会社を選択する人がどれだけいるかという話だから、そう簡単に増えるとは思っていません。
でも、滋賀山下のロゴがウェアやバスケットゴールの支柱にあれば、「どこかで見たことあるぞ」と感じることもあると思います。ロゴを表に出して、色んな人に知ってもらうことにメリットがありますし、どちらかといえば地域貢献という部分に協賛しているところがありますから。

 
 

Q.滋賀山下のスタイリッシュなロゴはすごく印象に残ります。ブランディングとしての成果は出ていると思われますか?

私の考えでは、こういうものはすぐに答えが出るとは思っていません。
言い方が悪いかもしれないけれど、リスクヘッジ(危険防止策)みたいなものでずーっと続けている中でどこかで「あのロゴ、滋賀山下のものや」となる。
すぐに答えを求めてもいないですし、サポートというのは一時的ではなく、できるだけ長く続けることに意義があるとも思っています。
もちろん、うちの経営が悪くなったら続けることはできないけれど、できる間は長いこと続けることが本来あるべきサポートだと思っています。

 
 

Q.企業ロゴ掲出にメリットを見い出されたきっかけのような出来事はありますでしょうか?

滋賀山下では、自動車のエンジンパーツであるシリンダーヘッドとシリンダーブロックを作る設備を開発・製造しています。日本の全自動車メーカーだけではなく、メルセデスやアウディなど海外メーカーにも滋賀山下の設備を使ってもらっています。
また、生ビールの樽を洗浄する設備もほとんどは滋賀山下製です。極端にいえば、生ビールを飲まれる方は、見えないところで絶対に当社と関わりがあるわけです(笑)。
そういう自負が社員にはあります。それなのに、滋賀山下という社名はあまりにも知られていない。私は新卒で滋賀山下に入社して現在に至りますが、その過程では社名が知られていないことになんの弊害も感じませんでした。お客様の企業が喜んでくれたらいいわけですし、仕事が面白かったから個人的にも満足でしたので。
でも、社長になり、採用に関わるようになって、「社名を知られていないのはアカンぞ」と思うようになりました。
会社の名前も業務も全く知らない学生ばかりが試験や面接にやってくるのは、会社としてもよくない。でも、テレビのCMで一時的に名前を売ることには魅力を感じなかった。そこにレイクスからの話が舞い込んだわけです。

 
 

お金を出して自社を宣伝するのではなく、一緒に歩んでいけるパートナーを求めていたということでしょうか?

そうですね。ほかのスポーツチームも支援はしていますが、それは私の個人名義でやっています。あくまで会社として応援しているのはレイクスだけです。
レイクスとなら会社として一緒に歩んでいけると思ったからです。その判断要因としては、やはりレイクスの長期インターン制度があります。

Q.レイクスの長期インターン制度に共感された理由を教えてください。

まず、短いインターンだったら中学生の社会実習の方がまだマシだと言っています(笑)。
滋賀山下でも大学からインターン生の受け入れを打診されますが、どれも数週間から1ヵ月と期間が短い。そんな短いインターンはインターンとは呼ばないと言って断っていました。
そんなことが続いていた時、レイクスが長期インターン制度をやっていると聞きました。日本の学生に必要なことはまさにそれだという思いがあって、だったらその長期インターン制度を「うちが応援したる!」と言いました。
これに関しては、レイクスを応援するというよりはインターン生を応援したいという想いが強いです。だから、「失敗してもええから思い切りやりなさい」と言っています。
ぎゅーと縮こまると考えていた企画が面白くなくなるかもしれないでしょ。あまりにも…と思う時はチャチャを入れますけどね(笑)

 
 

Q.レイクスの長期インターン制度は約8ヵ月間です。長期と短期では何が違うのでしょう

学校と会社の関係性にもよるけれど、海外のインターン制度は普通に1年くらいのスパンがあります。そして大学生が社員と同じ内容の仕事をしています。
うちは設備メーカーなので海外のお客様(企業)取引がありますが、その時にインターン生が対応してくることも多々あります。
「偉そうに話すなぁ」って思う従業員さんは、だいたいインターン生です(笑)。
それはなぜか。社会に慣れていないからではなく、物事をまだ十分に理解できていないからです。自分の頭の中でしか理解できていないから、それは無理やと伝えてもすごい剣幕で反論してきます。

ところが、1年ほどインターンで働いて、学校に戻って、卒業してから正社員として戻ってきた時には全く別人になっています。インターン中に、社員と学生では経験値がまるで違うことを理解するからです。
短期のインターンでそこまで理解するのは難しい。すごい剣幕で反論している時期にインターン期間が終わってしまうからです。中学生の社会実習とは違うので、それではあまり意味がありません。

 
 

Q.では、今後のレイクスに期待することはなんでしょうか?。

もう少しチームが強くならんとあかんかな(笑)。
たとえ、長期計画で今は勝てない時期だとしても、やっぱり勝たないと次につながっていかないと思います。商売に置き換えると、負けが続くということは赤字が続くのと同じですからね。
滋賀山下がレイクスとパートナーとして取り組めているのは、見えないところで企業競争に勝っているからです。
どんな企業でも良い時、悪い時の波はくるけれど、それでも勝っていかないと次の世代にはつながっていかないと思います。

 
 

滋賀レイクスターズでは応援してくださるパートナーを随時募集しております。

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