【ゲームレポート2025/2/2】第20節 vs 川崎ブレイブサンダース


- 試合会場
- 川崎市とどろきアリーナ
- 公式入場者数
- ----名
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スタッツ



ハイライト
試合後コメント
前田健滋朗HC
総括
今日も昨日に続いて滋賀からたくさんの皆さんが我々を後押ししにこのアリーナに来ていただいて、強い思いと大きな声援を送っていただいたことを、非常に嬉しく思っています。
その中で、勝利を届けられなかったことは非常に悔しく思っています。
今日のゲームに関しては、川崎さんが素晴らしいプレーをされたというところを前提としても、我々としては絶対に勝たなきゃいけない、勝たないと意味がないというふうに思っています。
それは昨日に比べれば良かったねだったりとか、いいゲームしたねとか。そういったものは本当に必要ないと思っていますし、そんなものを目指しているクラブでもないと思っています。これから自分たちがあるべき姿というのは、勝たないと意味がないというふうに思っているので、今3勝という現実の中から勝たなきゃいけない。絶対勝つんだという思いをもっと持ってプレーをしなきゃいけないですし、日々を過ごさなきゃいけないですし、そういった集団になっていかなきゃいけないということを非常に今強く思っています。
Q.試合後、選手にロッカーでどんなことを話したか?
今お話ししたことを全くそのまま話をしました。厳しい言い方になるけども、勝たなきゃ意味がない。昨日より良かったというのは本当に必要ないし、自分たちがどういう集団になっていくか、どうあるべきかというところで、勝たなきゃいけない。そういった集団になっていくために、日々の過ごし方だったりとか、勝つためにもっとやらなきゃいけない。そして毎日の練習を繰り返して、来週絶対勝たなきゃいけないという話をしました。
Q.長谷川比源選手が20分近くプレーし、勝負どころでも彼を起用しましたが、勝たなきゃいけないという状況でそのためのピースとして起用したのか。
はい。そういう認識で、勝つために必要な選手として彼をコートに送りました。特にリバウンドの部分で彼は貢献してくれましたし、やはりディフェンス面で高さがあるというところが彼の強み、そしてコートをストレッチすることができるというところで、彼に託した。いろんな見方があって、彼を経験させるとか、成長させるっていう見方をされるかもしれないんですけども、私はそんなつもりは一切ないです。
そういった中でやはり今お話しした、コートをストレッチできるという部分で、強みだと感じていますが、今日に関してはそれを発揮することができなかった。これを本人がどう受け止めて、どう次に生かして次決めれるかというところは、彼自身の戦いかな、というふうに思ってはいます。
Q.勝つために、もう少しこうできたらというのがあるならどのあたりか。
昨日この場でお話しさせていただいたのですが、我々は今3勝しかしていないです。我々がこのリーグで勝つためには、1勝するためには、全員が120点のパフォーマンスをしなければいけない。私自身も120点のコーチングをしなきゃいけない。そういった意味で今日勝てなかったというのは私自身120点じゃなかったので、そこはしっかりと改善しなきゃいけないと思っていますし、選手自身も足らないところだと思っています。全員が120点のプレーをロスター全員がやらないと我々が勝つチャンスはなかなかないと認識しています。なので、そこが足りなかった部分だと思っています。
Q.なかなか勝ちが重ねられない中で、勝つこと以外にファン・ブースターへ見せたいものみたいなものはヘッドコーチの中に何かあるか。
あります。我々プロのクラブ・チーム・選手・コーチとしては、いかに自分たちに期待感を抱いていただいたりとか、それこそ日常の中に自分たちが入っていけるかだったり、日常の中で皆さんが自分たちのバスケットを通して豊かになるかというところが、我々のあるべき姿だと思っています。私がすごく思っているのは、本当にいいものを見たときって、誰かに伝えたくなると思います。それは食べ物だったり、景色だったり場所だったりとか、我々プロのクラブってそういった存在にならなきゃいけないというふうに思ってます。そこが自分はプロのクラブ・チームのあるべき姿だというふうに思っているので、まだまだそこは足りないと思っています。
田原隆徳選手
Q.悔しい結果ではあったが、昨日から変わったところは見せられたか?
昨日ミーティングで話して、正直、今日変わってなかったらもう"終わり"だと思ってたんで、懸ける思いはありました。でも今日負けてしまって、勝たないと意味がない。まだまだ足りないということなので、来週三河戦があるんでしっかり準備してやっていきたいです。
Q.こうすれば良いみたいなものが見えた試合にはなったか?
そもそも試合に入るためのメンタリティだったり、絶対勝つっていう気持ちのところから始まって、それが持ってこないチームは戦術どうこう言っても多分ダメだと思っています。
まずそういった基本的なところからしっかり積み上げていって戦いたいなと思います。
Q.個人としては、特に試合終盤、クロスゲームの中で3ポイント3本を決めて何度もくらいついていた
負けたくないという気持ちが強かったですし、勝たせられなかったというのが自分の責任だと思いますし、そこがまだまだ足りないということなので、もっと攻めてしっかり練習したいです。
めちゃくちゃ悔しいですし、いいゲームができたじゃ意味がない。勝たないと意味ない。
そこをやっぱりもっともっとしっかり考えて、練習して三河戦に臨みたいです。
長谷川比源選手
Q.地元でプレーしてどうだったか。
まず地元(神奈川県)に帰って来れて嬉しいです。大学でもとどろきアリーナでやっていたので、ゲーム1は特に短いプレータイムの中だったんですけど、自分の強みを出せて、神奈川の皆さんの前でそういうプレーができたのは良かったです。
ゲーム2はディフェンスの部分でハードに頑張ったりとか、オフェンスのプットバックとかでいつもより長いプレータイムをもらうことができた。でもやっぱり勝負どころで、ああいう3ポイントシュートを自分は決めきる準備をしてきたし、ゲーム1でもしっかり3は決めてたんで、自信を持って打ってたんですけど、やっぱり最後の勝負どころでまだ決めきる力がなかったことは自分の力のなさというか、ゲーム2はすごく悔しいという一言につきます。
Q.正念場で実績のあるモータム選手からのパスでシュートを任された。外れたことは悔やまれることだと思うが、簡単に言うとすごいことだと思う。それは自分がしっかり信頼を得ているから、パスが出ていると感じられるか?
やっぱり練習の中でも、自分は本当に試合に出ることが今シーズンは重要だと思っています。その中で自分の今の仕事は、途中から入ってきてまだメインオプションとかではない中で、そこでコーナースリーをしっかり決めきるとか、ディフェンスをハードにやることを意識しています。
オールスターのバイウィークの間にも、スリーポイントの精度も上がってきて、またオフェンスでも今日のアシストだったりバリエーションも増えてたりとか、そういう部分でもできるようになりました。その中で、(最後のパスを出した)モータム選手も、他のみんなもそうですけど、今日自分が2回外して、その後のタイムアウトでも「打ち続けていいんだぞ」と言ってくれて、あそこでモータムがパスを出してくれたってことは、自分としてはすごく嬉しいです。
ただ、やっぱりあそこで決めきれなかったっていうのは本当に申し訳ないし、それが今日の結果につながったと思うので、やっぱり自分的には本当に悔しいにつきます。
Q.前田ヘッドコーチが決して長谷川選手を育成のために出しているわけではないと話していた
仙台戦の前のバイウィークでも、自分にしてほしいことを、勝つための一人の選手として見ていただいて、その中で何がしてほしいかを言ってくださって。仙台戦の前の練習は調子が良かったんですけど、自分の良さを出せず、ディフェンスでもミスがあって、長崎戦もプレータイムももらえなかった。そういうところでは少しメンタル的にくる部分もありました。
でもやっぱりそこで、TEEさん(田原選手)とかにベンチに帰ったときに、次チャンスが回ってきたときにそれをつかまなきゃいけないとか、常にその準備をしなきゃいけないっていうのを言われて、川崎戦にはそういうメンタリティというか、いつ出てもいいように準備をして、それがゲーム1とかゲーム2、特にディフェンスの部分ですごい良かったかなって思います。
Q.左利きだったり、渡邊雄太選手がすごくロールモデルとしては近いのかなと感じた。今彼が同じリーグにいることで意識することはあるか
渡邊雄太さんと比較されたことはすごく嬉しいし、やっぱり同じ左利きで身長も似てて、プレースタイルも似てる中で、自分的にはもっとそれを超えないといけないと思っています。3月には千葉ジェッツとも試合ができるので、やっぱりその時には今よりも安定したプレータイムをもらえるように結果を出して、実際にマッチアップしていく中で、本当に自分はマッチアップする上では勝つ気でいるので、常にそういうメンタリティーではあるので、そこでいろいろ自分なりにチャレンジできたらいいかなと思います。