【ゲームレポート2025/2/1】第20節 vs 川崎ブレイブサンダース


- 試合会場
- 川崎市とどろきアリーナ
- 公式入場者数
- ----名
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スタッツ



ハイライト
試合後コメント
前田健滋朗HC
総括
たくさんの滋賀の皆さんが来ていただいていた中で、前半でかなり差をつけられてしまったことは非常に悔やまれますし、試合の頭から表現したいことが表現できなかったこと、勝つためのメンタリティー・マインドセットが全く足らなかったことは、プロのクラブとして、私はプロのコーチとして、そして選手それぞれ、足らなさというのを非常に痛感していますし、今の現状というのは危機感しかないです。
明日、明日って言っているその状況自体が良くないのですが、滋賀の皆さんがたくさん来ていただいているるので、皆さんに報えるように、自分たちがどういったチームか、自分たちがそれぞれどういった選手、コーチかというのを示せるように、明日必ずしっかりと戦いたいと思います。
Q.順位的なものもありここは絶対に落とせないという意識はあったか?
今日試合に入る前に、我々としてはこの土曜日の試合に勝つことが、今の最下位の順位から次の順位に行くための唯一の方法だと思っていて、そのためには絶対今日の試合勝たなきゃいけない、そのことによって可能性が広がっていくという中で話をしました。
それと同時に、川崎さんがどういう気持ちで入ったかというのは分からないですけれども、
私がチームの前で表現したのは、川崎さんにとってはこの2つの試合を勝つことによって、5割に行ったりとかその先にっていうそれぐらい強い気持ちでこの2試合は戦ってくると、そういった中でいかに自分たちが上回れるかといったことを話して試合に入りました。
Q.マインドセットがうまくいかなかったという部分に関して、要因や改善するために何か考えられることはあるか
一つではないと思っています。もちろん今マインドセットだったりメンタリティーという話をしましたけれども、じゃあ、私に責任がないか、私が考えたゲームプランに責任がないか、といったらそうではないと思ってますし、いい状況でも今日のような悪い状況でもどんな状況でも、必ずそれぞれの個人がより良くできる部分というのを探さなきゃいけない。探し続けることが必要だという中で、選手たちに関してはもちろんマインドセットを持ってくる、そしてやろうとしていることを表現する。さらにそれ以上のことをやる、あとは私だったり、周りの人たちが期待している以上のプレーをする、というのが選手たちには必要だと思っています。
私はしっかりと相手をストップするだったり、相手からスコアするだったり、勝つための準備をすること。それはゲームプランもそうですし、ゲーム中のアジャストもそうですし、交代もタイムアウトもそうです。もちろんマインドセットの話はしましたけれども、私も含めてできることはたくさんあるので、そこの部分をもっともっと突き詰めないと今の状況というのは変化できないと思っています。
Q.練習ではメンタルやスキルやチーム力など、どういったところを引き上げながらこの試合に向かってきたか
この試合もそうですけれども、これまでもこの先も、今この24位という状況や、開幕前に24位と予想されている状況から、この部分だけステップアップすれば自分たちの勝ちが積み重ねられるというようなことは思っていません。
正直マインドセットだけでなんとかなる問題でもないですし、スキルだけで何とかなる問題でもないと思っています。
今3勝しかしてないんですけども、唯一我々がこのリーグで勝っていける可能性があるとしたら、どの分野でもチームとしても個人個人ロスターに入っている全員が120点をやった時に唯一勝ちを収めることができると思っているので、そこに関して誰かだけでも難しいと思ってますし、私のコーチングも含めて、全員が120点を出すことが必要だと思ってます。
Q.ハーフタイムはどのような声かけがあったか。
31点差をどう巻き返すかというのは自分たち次第だという話と、3クォーター始まった時は3分で5点ずつ縮めたいという話はして入ったんですけど、そこが難しかったです。
難しい状況だったので、4クォーターからはとにかくボールを奪いに行く、ある程度リスクを取ってでもボールを奪いに行くということを選択しました。
野本大智選手
総括
戦術どうこうの前に、自分たちがどういうチームでありたいとか、どういうチームかっていうのを、1クォーターの入りの部分で川崎にしっかり見せないといけないっていうところを、逆に川崎に見せられて、10対2タイムアウトとか、そういう展開になった。
スタートの5人だけではなくて、そういう雰囲気づくりだったりとかができていない、このチームの未熟さが本当にしっかり出た。
それは今日だけじゃないし、長崎もいい時間を作れたとは言っても、やっぱり出だしでああいう風になっているわけだし、仙台でも同じだと思う。
本当にそういったところを、まずはどういう風に自分たちがなりたいとか、どういうバスケットを目指すかっていうところを、明日は1クォーターの頭から、コートに出る5人もそうだし、チーム全員で共通認識を持って簡単にやらせないし、俺らは勝ちに来てるんだっていうところを相手にしっかり見せる。明日はそんな1クォーターにしたいと思います。
Q.長崎戦と同じく、今日も序盤に離される展開の中で、野本選手が出場し、スコアを積み重ねた。キャプテンとして鼓舞しようというのは意識している部分か
もちろんそれは思っています。シュートが入ってるから得点が取れてる。それはそれでいいことですが、やっぱりチームの課題であるディフェンスの部分と、自分も全く同じものが課題として今本当にあると思っています。
今日もコートに出てる時間でシュートは入ってたけど、その時間帯のディフェンスで僕のところでやられることもありました。
もちろんやられたくてやられてるわけではないけど、そういった姿を俺が見せないようにというか、見せたくないっていう意識でやってはいるけど、まだまだそこが自分は表現できてないと感じています。
そういうところを僕が表現することが、一番チームを引っ張るとか、そういったところにつながると思っていて、得点じゃなくて、エフォートとか心、魂みたいな、そういったものを、コート上でやっぱり見せる必要があると思っているけど、そこが僕はまだ至らない。
今年キャプテンをやらしてもらって、当初はどんな声をかけたらいいかなとか、何したらいいのかなと思って、いろんな人と話したりはしたけど、まだどんなふうになったらいいのかは、正直分かってないところもあります。ただやっぱり、チームとしてやりたいこと、見せたいものを一番表現できる選手ではありたいというのはずっと思っています。だけど、そこが自分はできてるっていうのを本当に思わないから、そこに対してはすごい未熟さというか課題を感じています。
今日も点取ってシュートが入ってよかったとは本当に思わないし、本当にそういうとこなんだよなと自分にめちゃくちゃ思ってる。だから本当にそこにずっと向き合い続けて、全てが明日解決するほど簡単なもんじゃないけど、やろうとする姿をもっと見せたいです。やっぱり口で何か言うことも大事だけど、あいつがやってるから頑張ろうみたいな、そういった選手になりたいし、なっていかなければ自分はこのチームに本当に必要な存在ではないと思っています
オールスターブレイクのあたりまではそこまで思ってなかったけど、改めて自分のことをもう一度見直した時に、すごく痛感しました。試合に出れてない期間もあって、チームにどういう貢献が今できてるのかなって考えた時に何もできてないんじゃないかなとも思ったし、だからちゃんと向き合いたい。
今までもやってきたつもりはあったけど、それじゃ足りないから、自分としても残りの試合で変わりたいし、それによってチームを変えたい。
そういう影響を与えられる選手になるには、やっぱりそういったところかなってここ最近より思うようになりました。なので今日のパフォーマンスはやっぱり悔しさがすごい残るし、そういうところで引っ張れる選手になりたいから、明日もしっかり向き合ってやりたいと思ってます。