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【レポート】原毅人社長兼GMの就任記者会見を実施しました

滋賀レイクスでは7月5日に滋賀県庁にて、1日付で就任した原毅人代表取締役社長兼GMの就任記者会見を開催いたしました。

多くの地元メディアの皆様にお集まりいただいた中で、改めて「1年でのB1復帰」「新B1参入」という目標についてお話をさせていただきました。

この度、株式会社滋賀レイクスターズの代表取締役社長兼GMに就任しました、原毅人と申します。

すでに今シーズンはスタートしており、滋賀レイクス史上最もエキサイティングで劇的なシーズンが進行しています。本日は私の自己紹介と就任のご挨拶に加えて、クラブがどのような考え方とビジョンで進んでいるのかについてお話ししたいと思います。

私自身、元々プロのバスケットボール選手として活動しており、28歳で引退し、ビジネス、特に営業の世界での経験と実績があります。また、前職では楽天グループ株式会社でスポーツビジネスに関わっていました。これらの経験を生かし、経営者としての実績とリーダーシップを発揮していくことに注力しています。私は元選手としての経験と営業の経験を持つ人物として、良いモデルケースになりたいと考えています。

シーズンスローガン

さて、メッセージやテーマとして、今シーズンのスローガンを「GET BACK!」に設定しました。
このスローガンは非常にシンプルでわかりやすく、力強い言葉です。誰が見ても理解でき、誰が言っても言いやすい。このスローガンを掲げることで、とにかく勝ちつづけ、最短でB1リーグに復帰することを目指し続けられると考えております。このスローガンを見るたびに、我々は目標意識とイメージを強め、ブレることなく突き進めると思います。また、ブースターの皆様にもこのスローガンを見て、「そうだ、レイクスがB1昇格のど真ん中、中心チームだ」と思ってもらえるように、シンプルでわかりやすいスローガンを設定させていただきました。
 

 

今シーズンの目標

チームの目標について話しますが、私が5月10日に就任した時点からの宣言と変わりありません。
2ヶ月が経過しチーム編成が完了しつつある現在も、これからも変わることはありません。

絶対目標は「最短での昇格」、つまり1シーズンでの昇格です。この目標を達成するために、3つの目標を掲げています。

まず、ウィニングカルチャーの構築です。過去15年の歴史で記録された勝利数を超える圧倒的な勝利数を目指します。勝利経験を積み、復帰後もCSを目指せる強いチームになりたいと考えています。
次に、B2リーグ優勝です。そのためにプレーオフのホーム開催を目指します。B2ではホームでの優勝決定戦(プレーオフ決勝)が可能です。勝率上位チームがプレーオフでホームでの試合が誘致できるため、レギュラーシーズンは60試合ありますので、レギュラーシーズンの1位通過を狙います。
また、勝率は過去のB2からB1へ昇格し、そのまま降格することなくB1に定着し、CS進出を争っているているクラブのB2での戦績を参考に「8割」を目指します。8割という勝率をクリアすることで、強くたくましいチームになれると考えています。
 

新B1への方針

ここからは、新B1リーグ(仮称)に向けての取り組みについて話させていただきます。
まず、2024年10月に新B1の初回審査が行われます。審査にはいくつかのポイントがあります。 現在のシーズンまでの成績が審査の基準となり、新B1参入クラブ数には上限があります。 この上限を超えた場合、2026年の開幕時点で新B1に参入することはできません。 私たちも新B1を目指して取り組んでいます。B2に降格したからといって目標を諦めるわけではありません。 B2のままでも開幕に向けて準備を進めています。

現時点でのレイクスの立ち位置と、23-24シーズンに向けての目標について話します。
審査基準には売上高12億円、アリーナ収容人数5000人、設備基準などがあります。 さらに、入場者数の平均が3000-4000人、3次審査では平均3000人以上が必要です。
一次審査は前シーズンの実績を基に行われ、基準を満たすクラブは内定されます。 二次審査では、23-24シーズンに売上高12億円、アリーナ収容人数平均4000人以上を達成したチームが内定を受けます。
しかし、一次と二次審査だけでは上限には達しない見通しもあり、勝負は三次審査にかかっていると見ております。
私たちも最低でも三次審査をクリアするため、集客目標を平均最低3000人以上としています。 三次審査には2つのパターンがあります。売上高9億円以上で平均4000人、または売上高12億円以上で平均3000人以上です。 最低でも三次審査をクリアし、平均3000人以上の集客を目指しています。
もし売上高12億円以上で平均4000人集客ができれば、二次審査で内定の可能性もあります。 私たちの目標はシンプルです。勝率8割でレギュラーシーズンを通過し、B2プレーオフで優勝し、最短でB1リーグに復帰することです。

集客戦略

そして、集客戦略について話します。
「満員感の創出」「巻き込み戦略」が重要です。 滋賀ダイハツアリーナでは最大5000席を確保できますが、それ以上は作ることができません。 全国には1万人収容のアリーナもありますが、私たちは5000人キャパのアリーナを活用し、毎試合満員感のあるアリーナを目指しています。
また、降格直後でも来場者数を増やすことに挑戦します。これはリーグ史上初の試みです。ぜひ皆さんの応援をお願いします。

横断型の社内プロジェクトとして「集客プロジェクトチーム」を立ち上げています。社内では既に始動しており、社外でも熱心なブースターさんたちを巻き込み、連鎖的な熱量を生み出す施策を進めていきます。

集客プロジェクトの柱として、以下の3つを用意しました。
一つ目は「見える化」というコンセプトで、バスケットの点数のように毎試合毎試合進捗を公開し、更新していって、 平均最低3000人ないし4000人に対してどれだけ達成してるのか、数字で、パラメーターを設置するなどして、ブースターの皆様が今のレイクスの集客の進捗をトラッキングできるようにしていきたいですし、私も今どういう状況なのかっていうのは、必要であればこういった形で会場やイベントでマイク手に持って喋っていくつもりです。

二つ目は「誘いたくなるレイクス」というコンセプトで、熱量の高いブースターの方が友人・知人を「誘いたくなる」ような施策によって新規のファンを獲得を目指していきます。

そして三つ目は「家族で行きたいアリーナ」です。レイクスは県内で80パーセントの認識率をいただいております。 一方で、小学生、中学生無料招待の「レイクスドリームパス」という事業を展開しておりますが、まだまだ、まだまだその活用率は十分ではありません。これに関しても、家族連れの来場を増やすために、積極的な働きかけを行っていきます。

スターズイエロー

最後に、今シーズンは2年ぶりに「スターズイエロー」というカラーをユニフォームに採用します。
このスターズイエローですが、2年ぶりの採用となります。レイクスが2015年にbjリーグで初めて有明(プレイオフファイナルズ)に行った時ですとか、最もBリーグで光輝いていた2019-20シーズンにレイクスブルーと共にユニフォームに使用させていただいていた、非常にレイクスにとって思い出深い、重要なカラーでございます。
オーナーチェンジ、B2降格もあったこのタイミング、やっぱり、勝負のシーズンにげんを担ぐわけではありませんが「GET BACK!」立ち返る、戻るぞというところにこのカラーがふさわしいと思い決定させていただいております。

 

質疑応答

Q 出身地教えてもらっていいですか。
A はい。神奈川県の横浜市の出身です。生まれも育ちも横浜市で、滋賀、関西で生活するのは初めてです。

Q 昨シーズンは二度のヘッドコーチ交代があった。昨季の失敗を踏まえて今季はどうしていくか
A 人間関係だったり、そういったところが非常に重要になってくると思います。コーチ間、選手間、 そういったところの人間関係、チームビルディングですね。こちらを1歩も2歩も進める、そういった目的も強く持って明日からスペインのマドリッドに行ってきます。
マドリッドはゴメスヘッドコーチの地元でもあります。ゴメスヘッドコーチは、昨年初めて日本に来て日本を知りました。今回は、我々が彼の母国や文化を知ることにより、深い人間関係の形成に繋がるのではないかと。これはシーズンをまたいで複数年、ヘッドコーチが継続していくことのメリットなのかなとは思っております。

Q 昨シーズンの主力のテーブス選手、ブバ選手が抜けた穴をどのように埋めていくか
A すでにロスター編成のところは、外国籍選手の残りの1枠を残して完了しております。 ブバ選手のところ、外国籍選手、インサイドの要というところですけれども。私が今思うところとしては、新規の外国籍選手、ジャスティン・バーレル選手、 ライアン・クリーナー選手で、もう1人新規選手は未発表ですけれども、ブバ選手と比べた時に同等か、それ以上の選手であると思っておりますし、昨シーズンよりもアップグレードされたインサイドラインナップになっていると感じております。
テーブス海選手は日本人選手として特別な能力を持った素晴らしい選手でした。彼の穴を1人の特定の選手で埋めるというのは元々考えておりません。日本人選手全体で彼の穴は埋めたつもりですし、それは実現できているかなと思います。

Q.新B1の審査基準で、降格したことで売上が下がる可能性もあるのではないか
A 我々のパートナー営業チームが順調に活動してますし、年々ますますのご支援を企業様からいただいているといった点が1つ。 あと、昨シーズンで大きかったところでは入場者収入が倍増している、それに紐づいてグッズの収入も倍増しているところも、我々が12億円以上を達成していけると思っている根拠のところでございます。

Q.選手経験や前職の楽天での経験のどんなところが社長業に活かせそうか
A 楽天グループ株式会社でのスポーツビジネス経験といったところでは、営業マネージャーとしてスポーツスポンサーシップを企業様にご提案をしていたので、スポーツマーケティングに活かしていただくというところ、これはクラブビジネスだろうが、配信系のビジネスだろうがコンテンツビジネス全体に通じるとも思うんですけど、「権利ビジネス」であるといったところは全く変わらないのかなと思うので、そういったところの経験っていうのはレイクスでトップ営業をやっていく際にも活きていくと思います。

Q.入場者の目標について、B2になるとアウェーチームから受ける恩恵も小さくなってしまうのでは。集客戦略を詳しく聞きたい
A 先ほど言った通り、ビッグマッチと言いますか、そういったものがB2だとB1と比べて期待しづらいと思います。だからこそ、集客をプロジェクト化をして本気になってやっていくというところで 社内のギアが1段も2段も上がっています。感情的な話にもなりますけれど、ブースターの皆様にも、ぜひ、ここの集客のところに注目をいただいて、後押しいただくような、そんなご協力もいただきたいと。これは素直にお願いをしたいなと思っております。
詳細な設計を進めていますので、ブースターの皆様を巻き込む施策をどこかでアナウンスのタイミングが必要だと思っています。

Q.最初のホームゲームが非常に大事かと思うが、何か大きなイベントだったり仕掛けみたいなことを考えているのか
A やっぱりそういった高揚感というのは、溜めに溜めて公開するというところも大事かなと思うので、今の段階では言えませんが、ホーム開幕戦は非常に重要だと思ってますのでそこに対しての特別な施策というのは今用意しているところでございます。

Q 改めて、このチームにかける思い、ブースターへのメッセージを
A 滋賀レイクス史上最もエキサイティングで劇的でメモリアルのシーズン、 そういったシーズンにしていきたいと思ってますし、これからも長い歴史続いていくとう中で、振り返った時に、 1年限定のあのシーズン「あれがあったから今のレイクスがあるよね」「あのシーズンめちゃくちゃ楽しかったよね」と言っていただけるような、語り継がれるような、1年にしていきたいと思っております。非常に強い思いを持っております。

昨シーズン、B2降格というショッキングな思いをさせてしまいましたので、 今シーズン1シーズンでの最短復帰はもちろん、滋賀県でのリーグ優勝の瞬間を、皆さんと味わいたいと思っております。B2降格直後に集客増をした、歴史的、史上初のチームというのを真剣に目指しておりますので、ここに関しては素直に、正直に、皆様のご来場をますますお願いしたいです。楽しいバスケットボール、勝つバスケットボールをお見せしたいと思っておりますので、どうか、皆様、周囲の方も巻き込んでいただいて、会場に来ていただいて、満員感のある空間を一緒に作っていただければと思っております。

Q.今季のチーム編成にあたっての軸はあるか?
A チーム編成のところは明確にございます。心技体と分けて考えた時に、まず心の部分です。今シーズン、スタッフメンバー含めて6人、選手だけでも5人、過去にチームをB2からB1に昇格させた経験を持つ選手が加入しております。6チーム、違うチームでの昇格経験を持ってますので、そういった経験とかマインドセットというのはやはり言葉として発するし、 オーラとしても発すると思います。そういった昇格経験を持っている選手と、昇格へ強い気持ちを持った選手たちを融合させていくというのが心の部分ですね。

あと、技術のところは専門的な話になってしまいますけれども2極化させました。ガードポジションの選手たちに関してはボールハンドリング能力。 もう1つ、スモールフォワードと呼ばれるポジションの選手ですけれども、サイズがある選手たちで、両ポジションの全員においてスリーポイントが打てるところはこだわりました。
日本代表候補として活躍している川真田選手はセンターなのでちょっと違いますけれども、日本選手8人は2極化させて、ボールハンドリングがある、サイズがある、そして、その全員がスリーポイントが打てるという選手を集めております。
滋賀レイクスはBリーグ全体を見渡しても平均身長が高いチームになるのかなと思っております。 コート上に5人立てますけれども、時間帯によっては平均身長2メートルを超えてくる時間帯も展開できるのかなと。おそらく、これは、B1のクラブでも、なかなか展開できないサイズ感になってくるのかなと思ってますので、こういったところはこだわりました。
なので、本当に心技体通して、B2を圧倒できる、そういった基準で編成を進めさせていただいたというところでございます。 

Q.湧川選手はどのように育てていくのか?
A.先ほど、時間帯によっては平均2mを超えてくると言ったのは、湧川選手がポイントガードでプレーしている前提で話をしております。ただ、今の時点で、彼をポイントガードとして起用していくかというところは、ヘッドコーチとしっかり話し合いを進めていくところです。
最終的にどのタイミングでどの選手を使うかっていうのはヘッドコーチの判断ですので、そこはリスペクトしていくというのは大前提あるんですけれども、彼のポジションアップが進むほど2mを超えるビッグラインナップが現実的になってきますので、シーズンの始まりと終わりのこの成長のギャップは絶対ありますので、この差分が大きければ多いほど、我々がこの目標を達成していける確率も高まるとと思っております。
 

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