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【レイクスとのすてきな関係】vol.10 エスエスケイ・ヒュンメル

2021-22シーズンから滋賀レイクスのユニフォーム サプライヤーとなった株式会社エスエスケイ(ヒュンメル)。
昨シーズンは同じヒュンメルのユニホームを採用する京都ハンナリーズと滋賀レイクスとの3社協働で地域の水辺をきれいにする「LOVE BLUE PROJECT」を行った。京都・鴨川と滋賀・琵琶湖の清掃など3回にわたったこのプロジェクトには、両クラブのスタッフや選手、チア、ブースターらが参加。株式会社エスエスケイとしては初の3社プロジェクトで、2022年の6クラブ連携SDGsプロジェクトにつながるきっかけとなった。
佐々木恭一社長の『単に商品を作ったり提供するだけではなく、「モノづくり・コトづくり・ヒトづくり・まちづくり」の流れをつくりたい』という想いを、"ヒュンメル"ダービーとなった2022年11月26日の滋賀レイクスvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦の試合会場でロサンゼルス勤務時代のエピソードやバスケットボール参入の背景なども交えて伺った。

Q.株式会社エスエスケイは野球、サッカー、バスケット、バレー、ハンドボールなどさまざまなスポーツと関わっていますが、佐々木恭一社長は何かスポーツをされていたのでしょうか?

中学まではバレーボールをやっていました。週2回ほどしか体育館が使えなかったのですが、顧問の先生が熱心で…。全体練習を終えて帰宅すると、ほかのクラブの練習が終わって体育館が空いたからと言って呼び出されていました。そんな日々が続き、バレーボールは中学で目一杯やりましたので、高校は帰宅部に所属しました(笑)。そして大学生の頃は波乗り(サーフィン)に興じていました。

 
 

Q.大学卒業後、ロサンゼルス勤務を経て副社長に就任されています。ロス時代はスポーツ観戦などもされていたのでしょうか?

私がロサンゼルスにいた頃は、NBAのレイカーズにマジック・ジョンソンや(カリーム・アブドゥル・)ジャバーがいた頃で本当に強かった。レイカーズの黄金時代で街も盛り上がっていました。
アメリカの4大スポーツの中でも当時のレイカーズのチケットは特に人気が高く、女の子をデートに誘いたい男子の間ではチケット争奪戦が起こっていました。そんなこともあって、私はチケットを買うことができませんでした(笑)。
でも、NBAのエンターテイメント性の高さは街の盛り上がりを見ればわかりましたし、スポーツに関わる仕事をする身としては非常に良い経験ができたと思います。
2026年から始まる新B1(仮称)もNBAのようになってほしいなと心から思っています。

 
 

Q.90年に株式会社エスエスケイの社長に就任され、翌91年にデンマークのスポーツ用品メーカー「ヒュンメル」と総代理店契約をされました。そのあたりの経緯を教えていただけますか?

我々よりも以前に日本でヒュンメルと代理店契約をされている会社がありましたので、株式会社エスエスケイがヒュンメルを日本に紹介したわけではありません。弊社は野球のイメージが強かった中で、次の一手を探している時にヒュンメルと出会いました。それが91年になります。
そして2013年には日本におけるヒュンメルの商標権を取得し、世界で唯一のグローバルパートナーになりました。
ヒュンメルのブランドミッションは「Change the World Through Sport.(スポーツを通して世界を変える)」で、スポーツの社会性を活用して地域や国、世界を平和にしたいという考えです。
滋賀レイクスも同じような考えを持っておられると聞き、トントン拍子で2021-22シーズンからサポートするようになりました。

 
 

Q.もう少しレイクスとの契約について聞かせていただけますか。

創立70年を経過した2010年代後半に、野球、サッカーに続く次のスポーツに挑戦していきたいと考えていました。その時に、レイカーズの活躍に沸いたロサンゼルスの街を思い出しました。2017年には京都ハンナリーズさんと契約させていただき、バスケットボールに参入することができました。
また、レイクスさんとの契約を進めている中で、Bリーグが2026年には新B1リーグへと構造改革を進めているという話を伺い、日本にバスケットの大きな波が生まれると感じられました。すごく良いタイミングでレイクスさんと関係がつくれ、サーファーの血が騒いで、バスケットのビッグウェーブに乗ることができたのではないかと思っています。

 
 

Q."ヒュンメル"ダービーとなった滋賀レイクスvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦を観戦された感想を教えていただけますか?

今回、Bリーグの試合を初めて観戦させていただきました。まずは、距離が近く、選手の息づかいも聞こえてくる迫力に圧倒されました。
この日は、ファミリー無料ご招待DAYということで、白バイと記念撮影ができたり、Bリーグ初のTAMIYAさんとコラボしたミニ四駆の販売がありました。また、選手の身長とゴールの高さを表した柱があって、それに子どもたちがジャンプしたりと、選手のすごさを感覚的に分かる仕組みや楽しみがあって、一気にファンになりました。
試合は対戦相手が名古屋ダイヤモンドドルフィンズということで、共にヒュンメルのユニフォームを着用。
弊社社員に見てもらいたい、という気持ちになりましたし、バスケットボールに参入して5年が過ぎ、少しずつではありますが、進化してきた結果をこの試合に見ることもできました。

 
 

Q.ヒュンメルはサッカーのイメージが強いですが、バスケットのユニフォーム開発において苦労はありましたか?

それに関しては現場の担当者が詳しいですので、ヒュンメル事業部の上田奈津美に聞いてください。
 
 
上田さん:バスケットのユニホームを手がけたのは今から5年前になります。その時は選手1人1人の声を“これでもか!”ってくらい吸い上げました(笑)。
サッカーはユニホームをパンツインしませんが、バスケットは中に入れるので、スポンサーさんのロゴを下の方に入れたらダメなのですが、そういう初歩的なところから手探りで始めました。素材やモノづくりはサッカーなどで培ったものがありましたのでチームからの信頼はいただいていましたが、やはり競技の特性が異なるので、それに合わせるために何度も調整が必要でした。
また、シューターの意見を聞いて、脇の部分を何度もカットし直した記憶があります。当初はビッグシルエットが主流でしたが、最近はタイトなデザインになっていますし、これからも選手と一緒にモノづくりを進めていくことになると思います。

 
 

佐々木社長の中で、特に印象深い滋賀レイクスとの取り組みは何でしょうか?

弊社は「P・C・P」を大切にしようと考えています。
最初の「P」はピープル。人との出会い、関係、つながり、きずなを重視しています。
そして「C」はコミュニティ。チームや団体、地域との関係を深めます。
最後の「P」はプラネット。地球や環境を守っていこうという意志です。私たちは、社会性と経済性を融合するのはチームや団体、企業にとっても重要なことだと考えています。逆に言えば、社会性と経済性を融合していかないと今後は市民権がなくなっていくのではないかとも考えています。砕けた言い方をすると、「モノづくり」から「コトづくり」へ、「ヒトづくり」から「まちづくり」へです。
弊社は滋賀県の能登川アリーナの指定管理者を務めています。そこで実施しているスクール事業のひとつに滋賀レイクスさんのバスケスクールの取り組みがあります。モノづくりをしてきた我々が滋賀レイクスさんと協働でコトづくり(事業など)をし、小学生にスポーツのすばらしさや協調性を知っていただくことでヒトづくりにつなげられ、やがてそれが「まちづくり」にもつながっていく。
「モノづくり・コトづくり・ヒトづくり・まちづくり」。そういうものを滋賀レイクスさんと協働・共創していきたいと考えています。

 

2021年11月から滋賀レイクスと京都ハンナリーズ、株式会社エスエスケイの3社で始まった「LOVE BLUE PROJECT」は、まさに協働・共創を象徴する取り組みではないですか?

そうですね。普段はライバル関係にある滋賀レイクスさんと京都ハンナリーズさんが、クラブの垣根を越えて地域のために協働する。そうした点で意義のあるプロジェクトだった思います。詳しい話は、先頭に立ってプロジェクトを進めたトータルコミュニケーショングループの森本茂樹に聞いてください。
 
森本さん:我々とクラブが1対1で協働することは過去にもありましたが、そこに他のクラブも加わって3社で活動をしたのは「LOVE BLUE PROJECT」が初めてでした。


クラブはそれぞれのスポンサーやブースターを大事にされていますから、2クラブが協働すると利益がぶつかる面もあり、なかなかうまくいかないことが多いです。
でも、「LOVE BLUE PROJECT」では地域をキレイにすることが子どもたちのより良い明日につながるという共通の大きなテーマを掲げたことで両クラブから理解を得ることができました。先ほど社長の佐々木が話していました「社会性と経済性の融合が欠かせない」という話につながる部分だと思います。
成功した背景には、滋賀レイクスさんが以前からクリーンウォークを続けてきた蓄積もあったからだと思っていますし、スポンサー契約をしたことで実現できたことだとも思います。
これをきっかけにして、2022年9月にはJリーグ・WEリーグ・Fリーグの6つのクラブと協働でSDGsシャツの企画を行うこともできました。「LOVE BLUE PROJECT」は我々にとって大きな一歩だったと思っています。

 
 

Q.佐々木社長が今後の滋賀レイクスに期待することは何でしょうか?

これからも、さまざまな形で協働・共創していきたいと思っています。新しいことに挑戦し、共に成長していくことが出来ればと思っています。
そういう姿勢に消費者の皆さんも共感してくださると思いますし、滋賀レイクスさんとモノ・コト・ヒト・まちを一緒に育てていけたらいいなと思っています。

 
 

滋賀レイクスでは応援してくださるパートナーを随時募集しております。

 

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