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©︎B.LEAGUE

12月に対戦したばかりのベルテックス静岡との再戦。16勝21敗と苦戦しているが、前節では現在の西地区首位である熊本ヴォルターズからGAME1で勝利を挙げるなど、侮れない実力の持ち主であることに変わりはない。B1での実績を誇るメンバーはほとんどいないラインナップではあるが、特定の選手に依存し過ぎずに満遍なく得点をとってくるチームだ。

エースであるSGの外国籍選手、トーマス・ブロープレーは平均16.0得点と高いレベルのスコアラーで、前回は彼を2試合とも平均以下の得点に抑えたことが勝因の一つにもなった。2人のビッグマン、ケニー・ローソン・ジュニアとジョン・ハーラーには前回もインサイドで苦戦しており、しっかりと全員でリバウンドをもぎ取りたい。オーバータイムまでもつれた前回対戦時のGAME1では、PGの岡田雄三に21得点を許している。また、センターの206cmビッグマン市川真人は、川真田とともに今節後に実施される日本代表の強化合宿メンバーにも招集されている。直近でのプレータイムは少ないが、将来を期待される逸材だけに注意が必要だ。

ダビー・ゴメスHC

今週の練習ではインテンシティのレベルや選手の目つきが違ったように感じています。アルティーリ千葉戦後にターニングポイントになると話した理由としては、何よりもGAME2をああいう負け方をしたことで、悔しい思いをしたところがあります。特に我々は良いチームであると確信していますが、グレートな選手やがいる中で、ああいう試合をした後にもしっかりと立ち上がるという意味で意味では良い場面だと思っています。

Q.今週のホームゲームではどういう姿を見せてくれることをチームに期待しているか

ディフェンスのインテンシティは1ステップではなく3ステップくらい上げた状態でやりたいです。そこが良いエナジーというところに繋がると思います。負けてしまっているところでベンチも静かになってしまっていました。そこのディフェンスをしっかりコート上で出しつつ、ベンチも含めて絶対に強い気持ちで勝ち切るんだというところを、全員でポジティブエナジーとして出せればと思います。

Q.静岡についてはどのような印象か

戦術的なチームであり、かなり準備をして挑んでくるチームだと思っています。ブロープレー選手がメインプレーヤーで、しっかりとセットを遂行してくるチームでもあります。そういうチームに対してはセットプレーを思い通りにさせないなどして、主導権を取らなければなりません。オフェンスに関しては自分たちのバスケットである早いプレーをやることにフォーカスして、細かいところで相手の弱点を攻めたり、相手の強みを封じたりというところはありますけど、鍵としては自分たちのバスケットを攻守両面で遂行できるかだと思っています。

Q.ブースターもターニングポイントと捉えてとても燃えてくれている

まず一つ目に言いたいこととして、シーズンの最初の悪かったときと同じで、長いシーズンには悪い時も良い時もあるという中で、今は悪い状況かもしれません。ただ、ここで自分たちは強くなっていきます。皆様に伝えたいことは、自分たちを信じていただいて、一緒に戦っていただければということです。勝っている状況でも負けている状況でも、常に〝うるさい〟状況で相手を倒せたらと思います。

最後に、いつも温かいメッセージをくれる皆様に感謝したいということです。今の状況を少し心配されているかもしれませんが、土日の試合では気持ちが晴れるような試合をしたいと思っています。今週末が終わった時には皆様に誇りに思っていただけるようにしていきます。それができれば、本来の滋賀レイクスが戻ってきたと安心して、帰宅の途についていただけると思っています。