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©︎B.LEAGUE

岩手ビッグブルズ

ここまで5勝18敗と苦戦が続いている岩手。前回、滋賀ダイハツアリーナで10月に対戦した際は3人の外国籍選手のうち2人が1Qでファールを犯してしまったことでファールトラブルに陥り、日本人選手の高さで分があるレイクスが宮本一樹にボールを集めて主導権を握り、そのまま押し切ることができた。

岩手はその後、外国籍選手が1人入れ替わり12月から出場するエリック・トンプソンがチームトップの平均リバウンドを獲得するなどインサイドを強化。また、前回のレイクス戦がデビュー戦となったルーキーの関屋心が平均20分以上出場するなど主力に定着。主力PGの石川晴道、横川俊樹の負傷で12月上旬は苦しいラインナップが続く中で、ガード陣を引っ張った。

ベストなラインナップをなかなか組めない状況下でチームを支えるのがオールラウンダーのケルヴィン・マーティン。昨季もレイクスの苦境に黙々と体を貼り続けた男が、今季は岩手のために体を張っている。個人のスティールランキングでは平均2.3と、2位を0.5引き離して独走中。ナイトゲームにかけて「Nightmare Before Bulls Christmas～滋賀に悪夢をプレゼント～」というゲームコピーを掲げているが、レイクスはガード陣が落ち着いてボールをプッシュし、逆にクリスマスの前夜祭としたいところだ。

ダビー・ゴメスHC

神戸戦は金曜日も土曜日も前半のプレーは満足していません。まず、試合の入りをしっかり強くスタートしなければいけません。ディフェンスでゲームを支配したいです。ディフェンスがしっかりできていれば、自分たちのやりたい走るバスケットを出すことができ、楽しみつつできるはずです。規律を持ってディフェンスから入るのは今節必ずやらなければいけないことで、今週は月曜火曜とそこにしっかりとアプローチできたと感じています。

Q.岩手戦は前回対戦時に日本人選手のサイズのアドバンテージで優位に立てた
その時から川真田選手を欠く状況にはなりますけど、日本人選手のサイズのアドバンテージがあるところをアタックし続けて、リバウンドでもディフェンスでもフィジカルを発揮しながら、特にゴール下のところではオフェンスでもディフェンスでもハードワークを続けて戦えるようにしたいです。オフェンスだけでなくディフェンスでも、自分たちの方がサイズが大きい分、相手にしっかりコンテストして難しいシュートを打たせるようにやっていきたいと思います。

Q.岩手は「クリスマス前に滋賀に悪夢をプレゼントする」という煽りをしている
そう煽られていることは、逆に勝ちたいというモチベーションにつながります。我々としてはどの試合でも自分たちの仕事を40分間フォーカスし、成長を続けることが大事です。ブースターには悪夢ではなく良いバスケットボールをお見せし、勝利を届けたいと思います。