三河時代に「脅威の10頭身」と言われ、彫刻のように美しい"ザック様"が、滋賀レイクスに加入。昨季は対戦相手として「1試合9ダンク」という圧倒的パフォーマンスで、熱いレイクスブースターさえも静まらせた。頼もしい味方となった今季は、逆に激しいダンクで会場全体を Get Hyped！な空間にしてくれるはずだ。

速攻の先頭を駆けるハードワークのビッグマンが、2季ぶりに滋賀へ帰ってきた。身長208cmから繰り出す豪快なダンクはもちろん、3Pも苦にしないオールラウンドさで昨季の北海道では、平均17得点など通用することを証明した。Bリーグの外国籍選手としては若く、野本と同じ1998年生まれ世代。選手としての〝旬〟をレイクスで迎える。

爆発的な得点力を秘めたオフェンスモンスター

関東大学リーグ2部の3P王に輝くなど大学屈指のスコアラーとして活躍する一方、大学1年時から特別指定選手としてB2を経験し、今季で8シーズン目。滋賀レイクスへ加入した昨季は、12月に3試合連続20得点以上をマーク。射程距離を問わない3Pは入り出したら止まらない。

台湾の次世代を背負うハイライトメーカー

台湾の大学時代は4年連続アシスト・スティール王に加え、2度のMVPなどタイトルを総なめ。昨季はルーキーながら台湾初のB1リーガーとして注目を浴び、鮮やかなノールックパスは何度もBリーグのハイライトに。走るビッグマンが揃う今季、游のアシストはさらに輝きを増す。

B1からB3まで各カテゴリーでの経験があるビッグマン。日本とインドネシアのハーフで、初めてインドネシアのプロリーグ（IBL）でプレーしたパイオニア。高橋哲也ACとは西宮時代に選手とHCだった間柄。市岡ショーンを除く日本人選手の中では最年長となるだけに、豊富な経験を若手の多いレイクスに還元してくれるだろう。

兄二人もB1で活躍するバスケ一家の末っ子。福岡大附属大濠高校から東海大学とバスケ名門校を歩み、インカレでは2年連続3P王、4年時は得点王と敢闘賞も獲得。プロ入りまでの足跡は兄弟の中でも光輝く。レイクス加入から半年はリハビリに専念したが今季は「新人王」を目標に掲げ、代名詞は「西田三兄弟」から滋賀の誇り「陽成」となる。

滋賀レイクス初のユース出身選手。高校2年で「ユース育成特別枠」として登録され、A東京戦でプロ初得点となる3Pを決め切った。U15からU18とユースで育った生え抜きで距離を問わず3Pシュートだけならすでにプロレベルと評価される。高校最終学年となる今季は、トップチームとU18の主要大会の両睨みで急速成長を続けていく。

在籍6シーズン目のフランチャイズプレーヤー。スマートなルックスとは裏腹に気迫を出してボールに喰らいつくギャップが、ブースターの心を掴んで離さない。昨季は初めてキャプテンを担い、中心選手として1シーズンを完走。課題だった3P成功率も向上し、キャリアハイの平均8.2得点をマークした。今季も象徴として活躍を見せる。

自然体の笑顔とたぎる熱さの両面を併せ持つハッスルプレイヤー

勝負強く、ディフェンスや繋ぎ役をこなしチームを回す潤滑油になれることが魅力。滋賀レイクス加入時に「アリーナの雰囲気が移籍の決め手になった」と語り、自身を"レイクスブースターのファン"であると公言。今季は多くの勝利を届け、満開の笑顔でブースターと歓喜を共有する。

浮遊するように空中を舞うウイングマンが2023-24シーズンに川崎でプレーして以来の日本復帰。コート外でも陽気なキャラクターで愛され、滋賀レイクス加入が発表された際、SNSで最初に大反響があったのは川崎方面だった。ド派手なプレーはもちろん、トムが滋賀ダイハツアリーナを熱く沸かす瞬間を楽しみにしたい。

燃えたぎる熱量で味方もブースターも感化する純正の"熱男"

3Pシュートやディフェンスで好プレーが出た時に見せる「TEEポーズ」は定着し、試合の勢いを引き寄せる合図に。オンコートでもオフコートでも求められる役割と向き合い、欠かせない存在に。チームではベテランの域だが、若手を凌ぐエネルギーで今季もアリーナの熱源となる。

今季のチームで最年長となるビッグマン

出身はアメリカだが、曽祖父がプロ野球・巨人軍初代総監督というルーツのある日本でプロキャリアを選択した元日本代表。仲間を活かすプレースタイルで昨季最終節ではキャリアハイの11アシスト。ハリウッド俳優を思わせる風貌と紳士的な振る舞いで、レイクス随一の「ダンディズム」を体現。

飄々とクイックリリースの3Pを放ち続ける強心臓シューター

インカレ4年連続決勝進出の実績を携えて滋賀レイクス加入後、デビュー2戦目で初シュートから2連続で3Pを決めブースターの心を掴んだ。昨季は相手キーマンへの守備などでも存在感を発揮。コーンローやブレイズ、侍ヘアーなど髪型の変遷も"CJ"の魅力の一つ。

10代でB1ダブルダブル達成、NBA Gリーグからドラフト指名など、次々と話題を生み出すスター候補。バスケを始めたのは中学2年、大学を1年で中退して飛び込んだBリーグで1年目からスターターに定着。身長202cmでありながら、3Pシュートや1on1もこなす。名前の由来は映画「ラストサムライ」に登場する侍「飛源」。