【ホームゲーム・プレビュー】2/2,3 vs レバンガ北海道

真価が問われる2連戦、試される「気持ち」
北海道とは前節終了時点で8勝28敗で並んでいる。
滋賀は前節の福岡戦で、後半に荒尾岳を負傷で、マーカス・ブレイクリーをファールアウトで欠きながらも第4クオーターで突き放して勝利をつかんだ。けがを恐れぬハッスルプレーをみせた荒尾の気持ちにこたえようとチーム一丸になれたことが大きかったが、今度は試合序盤からその気迫を発揮できるかが勝負を決めるといっても過言ではない。
北海道はデイビッド・ドブラスとマーク・トラソリーニが得点力のある外国籍選手。だが、そこへパスを供給するガードの多嶋朝飛、松島良豪はアシスト能力が高く、相手ペースのゲームメイクをされないようにプレッシャーをかけなければならない。48歳の折茂武彦は確率高く得点を奪えるシックスマンとして安定した活躍を続ける。走力はなくても技と知恵でフリーの状態を作り出すレジェンドは要注意。シンボルプレーヤーに得点を決められてしまうと相手チームを勢いに乗せてしまうため、何としても封じ込める必要がある。
滋賀は荒尾の状態が気がかり。仮に出られないようなら、インサイドをブレイクリーとガニ・ラワルの2人にほぼ頼りきりにならざるをえなくなる。前節は先発を外れたが、古巣北海道との対戦に燃えるPG伊藤大司のゲームメイクは重要になるだろう。

前節好調だった狩野祐介、鹿野洵生のシューターコンビには期待したい。また、高橋耕陽は速攻の先頭を走って得点を奪うシーンが増えており、今回も最大の武器であるスピードで突破口を開いてもらいたい。
新潟、川崎、栃木、琉球から勝利を挙げながらも、接戦を落とす試合が多く現在の順位に甘んじている滋賀。今回はホームのファンの前に、本当に変わることができるということを示して見せるチャンスでもある。
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