【戦評/コメント】1/7 第16節GAME1 vs秋田ノーザンハピネッツ
B.LEAGUE 2022-23シーズン 第16節 | |||||
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17 | 1Q | 21 | |||
20 | 2Q | 11 | |||
20 | 3Q | 32 | |||
20 | 4Q | 20 | |||
77 | 84 | ||||
1.7 sat /滋賀ダイハツアリーナ |

得 点 ハミルトン 20pts ラベナ 15pts テーブス 9pts |
リバウンド ハミルトン 14reb マーティン 6reb テーブス 5reb |
アシスト ハミルトン 8ast テーブス 7ast ドブラス 3ast |
戦評
2023年初戦に滋賀はテーブスがスターターとして1ヶ月ぶりに復帰。1Qは杉浦の連続3Pで先行するも、7ターンオーバーを喫するなど中盤から流れを掴めずに17-21のビハインドをスタート。1Q終盤に投入された湧川がsのままコートに立って始まった2Qは、川真田がインサイドでバスケットカウントを獲得。2ブロックと攻守で躍動。ラベナ、テーブスも積極的にアタックを仕掛け、流れを呼び込み37-32と試合を逆転する。
3Qもスターターに湧川を抜擢。9:15にテーブスのキックアウトを受けて3Pでプロ初得点をマーク。湧川はドライブからの得点も挙げるなど、このQで7得点。しかし秋田に5本の3Pを決められてしまい、57-64と逆転を許す。4Qにはビハインドが二桁点差に一時広がるが、ラベナのアタック、マーティンのオフェンスリバウンドのプットバックなどで2点差まで猛追。それでも同点には一歩及ばず惜敗となった。
試合後コメント
保田尭之HC代行
今日の試合、オフェンスリバウンドを繰り返し何度も取らせてしまったシーンや3Qの9-0のシーンが、自分たちの勝敗を分けた大きな点だったと思います。
4Qのラスト3分、何度も追いつくチャンスはありましたがディフェンス面で賢くプレーしなければなりませんでした。オフェンスの部分では遂行の部分だと感じています。自分たちのやりたいプレーがあった時に遂行力が低く最終的に1on1しかできない、意図的にズレがある部分での1on1なら分かりますが、1on1でズレを作るのは自分たちがやりたい事ではないので、そこをどのように修正していくのか、ここには非常に時間がかかってしまっています。
ここは明日のゲーム前、必要あらばゲーム中にもアジャストしていかなければならないと大きな部分思っています。
Q.湧川の15分のプレータイムについて
彼を使う事、どこで入れるかは決めていました。しかし決めていた時間よりもほぼ倍近く使っています。それは自分がプレーさせてというよりは、彼が自分たちにプレーさせるような働きを見せてくれたからだと思っています。
フィジカルに体を使ってディフェンスをする場面、彼が最も厳しく守れた選手の一人でした。オフェンスの部分では彼にプレッシャーを与えたくなかったので、シュートセレクションなどを事細かくというよりかは、まずは自分たちのシステムの中で動く、チャンスがあるならシュートを撃っていく、そこをスマートに的確にプレーしてくれた事が今日のプレータイムに繋がったと思っています。
彼がガードポジション、1番2番で入ることによって非常に大きなラインナップでコートに5人を揃える事が可能になりましたし、自分たちに新たな戦術をもたらしてくれると思っています。彼がチームメイトから認めてもらえるようなプレーを見せる必要があったと思っていますが、この1試合でそこはクリアできたと思っています。
#7 テーブス海
前半は自分たちのやりたいプレーができて良い戦いができましたが、後半の出だしターンオーバーが多くそこから流れが相手にいってしまいました。それでも最終的には2点差のところまでは持っていく事ができ、良いところもあったのでこれは明日に繋げたいと思います。
Q.1か月ぶりの実戦、自身のコンディションは
怪我も治りましたし、再発しないようにゆっくりリハビリをしてきたので、身体は万全な状態で試合に臨むことができました。(チームの状況が)厳しいですし、シーズンの最初からヘッドコーチが代わり外国籍選手もガラッと代わり、怪我人も出て本当に厳しい状況が続いていますが、それでもチームとしては全く崩れていないというか、うまくいかない時でも一体感を持って戦えるメンバーが揃っているので、そこは誇りに思っています。
Q.湧川選手の加入や怪我人の復帰などを踏まえ今後のチームについて
後半戦が始まり、ここからが新たなスタートというか、ロスターが揃ったら自分がやりたいバスケットをイチから組み立てていければと思っています。ブースターの皆さんにも引き続き、応援をお願いしたいです。
Q.湧川選手と一緒にコートに立ってみて
高校生がプロデビューで競った試合で入ってきて、シュートを決める事も凄いのですが、それよりすでにチームに馴染んでいるというのが彼のバスケットIQが高さを表していますし、未来が明るい選手だなと思いました。まだ遠慮している部分があると思うので、自分から話しかけてくる事はないのですが、これからオンオフ問わず友情を深めあっていきたいです。彼の才能は凄いものがあるので、プレーについてあまり言わないようにしています。自分が何をしなければいけないのか分かっていると思うので、細かな点でアドバイスできる事は伝えていきたいです。
Q.湧川選手の憧れはテーブス選手だが
悪いことは教えてはいけないなと思いました(笑)
責任感を感じますし、若い選手が自分に憧れて来てくれるというのは率直に嬉しいですし、僕より良い選手になるのは間違いないと思うので、これからに期待しています。
#34 湧川颯斗選手
湧川選手の記者会見の様子を下記のハイライト動画にまとめています。