【戦評/コメント】12/17 第12節GAME1 vs信州ブレイブウォリアーズ
B.LEAGUE 2022-23シーズン 第12節 | |||||
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20 | 1Q | 18 | |||
16 | 2Q | 16 | |||
13 | 3Q | 21 | |||
16 | 4Q | 17 | |||
65 | 72 | ||||
12.17 sat / 滋賀ダイハツアリーナ |

得 点 柏倉 16pts ハミルトン 13pts マーティン 13pts |
リバウンド マーティン 14reb ドブラス 11reb ハミルトン 8reb |
アシスト ハミルトン 4ast マーティン 4ast 柏倉 2ast |
戦評
ドブラスの得点で先制してから1Qの序盤5分は取って取られての五分の展開に。0:28に星野が決めた逆転3Pで滋賀が20-18と一歩前に出る。2Qは柏倉が2本の3Pを決め、マーティンも得点を伸ばす中、同点に追いつかれたラストプレーでハミルトンが1on1からレイアップを決めて36-34とリードを守って折り返す。
課題の3Qはシュートを作り出すが決めきれない間にホーキンソン、前田、三ツ井に得点を許し、じわじわと引き離される。一方で滋賀も狩野が2本の3Pを決めてチームに勢いを与えるなど、49-55の6点ビハインドに踏みとどまり4Qへ。最終クオーターはこの日スコアリーダーとなった柏倉が2本の3Pを決めたほか、ハミルトンがこのQだけで10得点5リバウンドとオフェンスを牽引したが、1試合トータルでチームで19個のターンオーバーを喫するなどオフェンスの精度が上がらず前半のリードから勝ちきれなかった。
試合後コメント
保田尭之HC代行
前半はタフなショットも決めることができ、2点リードしたところからハーフタイム、3Qに入りましたが、後半は少しずつ離されたものの、オフェンス的なところに関しては前半より出来はよかったと思っています。もちろん終始ディフェンスは良かったですし、やはりオフェンスの決定力の部分がもっと高くなっていかないといけないと思っています。レイアップにいくシーン、アウトサイドから中に切り裂いていくシーンはよく効いてましたし、そこをアウトサイドに捌いてのオープンシュートは後半よくあったと思います。ここを決め切る、少なからずファウルやエンドワンをもらう、オープンシュートはかなりの確率で決めていく、ここをやっていけば得点になっていくんじゃないかなと思います。ディフェンス面では72点に抑えていますし、終始60~70点前半に抑えられている試合が多いので、どれだけオフェンスの確率を上げていけるかだと思っています。
Q 3Qの課題克服に対してはどんなアプローチをしているか?
ハーフタイムの取り組みというのはチームとして対策をしたところで、3Q入りは動きは良かったと思います。バスケットのところもオフェンスは良くプレーできていたし、自分たちの求めるシチュエーションは作れていたと思います。ただそこに対する決定力がついてなかった。それでカウンターをくらったということとかは繰り返しなかったと思います。いいシュートで終わっていたし、もしミスで終わったとしてもファールで止める意識も持っていましたので、そこは悪くなかったです。特に後半は決定力の部分が悔やまれるところです。もっと強くいきたいと思います。
Qスターターの組み替えの意図は?
相手にどこでアドバンテージを取れるか考えた時に、自分たちはジョーダンが来る前に持っていた一つの武器であるスリービッグで、相手はスリービッグで来ないことがわかっていたので、アドバンテージを取りにいきました。自分たちのケミストリーのところでアドバンテージが取れなかったので、後半は解除しました。
Q 柏倉が良いパフォーマンスを見せてくれた
シュートタッチ(3Pが4/5)とかは自信を持ってやっていってもらいたいです。ポイントガードとしてのコントロールだったり、しっかり前に運んでいくところ、頼るべきところはジョーダンやケルヴィンに頼りながら、うまくハーフコートのオフェンスを終わらせることが大事だと思います。
Q明日に向けての修正点は
修正というよりは徹底。自分たちが効いたところにどうオフェンスしていくか、それに対して相手がアジャストしてくるところに自分たちがどれだけアタックできるかだと思っています。
#14 柏倉哲平
ディフェンスの部分では相手の止める部分に対しては意識統一ができていて、失点は60点台ということでやりたいディフェンスができていたと思うんですが、なかなか得点ができないという面では、もっと自分がどこで点数を取ったらいいのかとかをより考えなければいけないなと思いました。
Qスタートに戻り、どんな役割を意識して臨んだ
一番はゲームコントロールの部分です。どこに自分たちにイニシアチブがあって、どういうプレースタイルが自分たちの強みなのかはわかっているので、ガードである自分たちがよりスピーディに縦に割っていく必要があるので、より意識して臨みました。
Qアグレッシブにアタックする部分が目立った
自分で行けるところと、より引きつけて味方を活かす部分という面では、ちょっと自分でタフに行き過ぎている部分もあるので、そこの見極めというところいい判断できるようにしていきたいと思います。
Q得点を伸ばさないと勝てない中で、明日はどう臨む
よりシンプルなことです。リバウンドを取ったら走って、自分たちがインサイドにアタックすることで相手も収縮してくるので、インサイドアウトとか、トランジションの中でよりシンプルなプレーで一人一人が思い切り良くシュートを打っていけるように。ディフェンスでは今日よりハードにやって自分たちのペースに持ち込んで勝ち切りたいと思います。
Q滋賀ダイハツアリーナでは最多入場となる2933人のスタンドの景色は
最高でした。試合始まる時からスタンドがほぼ埋まっているのが見えましたし、たくさんの人が来てくれる中で絶対勝ちたい思いだったんですが、結果に結びつかなくて悔しいです。早く応援してくださる皆さんの期待に応えられるように、まずはしっかり明日勝ちたいと思います。
#17 星野京介
後半がいつも課題になっていて、3Qでいつも逆転されているのが現状なので、そこを変えれなかったかなというのが率直な感想です。
Qここ3試合で15分前後の出場が続いている
自分の役割は保田HC代行にすごく明確にしていただいていて、オフェンスだったらオープンだったらスリーを打って、ジョーダンや海さんとかハンドラーがいる中で自分のエゴを出さずにバランスを取れるように自分を出し過ぎないように、チームのバランスを考えてやることが一番なので、そこを意識しています。ディフェンスでは、チームを盛り上げるために、一個ディフェンスやったら拍手や声で盛り上げたりチームに何か少しでも影響を与えられたらと思ってやっています。
Qプレータイムが伸びてきて、どう感じている
ちょっとずつプレータイムがもらえるようになってから自信もついてきて、思い切ってスリーも打てるようになってきたし、ディフェンスも思い切ってプレッシャーをかけていけるようになってきました。そこは役割を保田さんやダビーが与えてくれているので、そこはもっと自信を持ってオフェンスもディフェンスもやっていきたいと思っています。
Q3Pも入っているのが自信になってきている?
少ない本数でいかに決められるかというのが、アテンプトも多くないので、1本や2本の中でどれだけ確率良く決められるかというのが最近はよくできているので、そこは自信になっていると思います。
Q明日に向けて
3Qの部分もそうですし、ベンチから出た時にちょっとでも自分たちの流れになるようにハッスルすることと、あとは声を出して鼓舞することはいつでもできるので、調子良い悪いはないので、そこはやっていきたいと思います。
Qサンタ姿の入場で会場を盛り上げてくれたが、パフォーマンスすることについては?
去年もやったので今年もというフロントスタッフの声というか圧力に乗ってやってしまいました(笑)。いざやるとなると恥ずかしさだったり、ちょっとやりきれてない部分があるので、マイキーさんみたいにはできないなと思ったので、そこのメンタルも鍛えて自信にできたらなと思います。みんなが喜んでくれたならやってよかったと思いますが、恥ずかしかったです。