【戦評/コメント】12/4 第9節GAME2 vsレバンガ北海道
B.LEAGUE 2022-23シーズン 第9節 | |||||
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22 | 1Q | 21 | |||
26 | 2Q | 16 | |||
12 | 3Q | 36 | |||
24 | 4Q | 15 | |||
84 | 88 | ||||
12.4 sun / 北海きたえーる |

得 点 マーティン 22pts ドブラス 16pts テーブス 12pts |
リバウンド マーティン 14reb ドブラス 5reb 野本 4reb |
アシスト マーティン 9ast 柏倉 5ast 野本 4ast |
戦評
1Qからテーブスがアグレッシブにリングへアタックし、10得点2アシストと絶好調。森山と柏倉にも3Pが生まれ、22-21と1点リードで滑り出す。2Qもドブラスが10得点するなど安定して得点を積み重ねることができ、48-37と優勢で試合を折り返した。
しかし3Q開始直後、テーブスが脚のアクシデントでベンチに下がると流れが一変、北海道はエースのロングにボールを集めて一気に追い上げ、残り6:05にモータムのゴールで逆転。逆に滋賀は攻めあぐねて得点が伸びず、このQが12-36、スコアも60-73とビハインドに陥ってしまう。
4Qも残り7:32にビハインドが13点まで広がるが、野本が前線からのプレッシャーでスティールを奪いマーティンの得点を呼び込むと反撃開始。ミスマッチでアドバンテージのあったマーティン中心に攻撃を仕掛け、残り0:32にドブラスのフリースローで2点差に接近。しかし、最後のディフェンスでリバウンドを収めることができずに逆転はならなかった。
後半の大半をテーブスを欠く展開となったが、マーティンが22得点、14リバウンド、9アシストとトリプルダブルに迫る活躍で猛追を牽引したことが次戦に繋がる内容となった。
試合後コメント
保田尭之HC代行
試合の入りは非常に良かったと思います。想定していた形で試合も進めることができました。リードした展開で、やはり第3Qの入りで、3試合連続になりますが、今回に関しては前半からの貯金が11点ありましたが、序盤で簡単にひっくり返されて30点以上取られてしまっています。自分達のミス、タフショットから相手に簡単なシュートを与えてしまいました。
3Qの入りは色々なことを試しています。あまり考えすぎずに自分達のやりたいことができるオフェンスのデザインであったり、ディフェンスのところでよりソリッドに堅守していくことであったり。彼らがあまり今までのことをトラウマに思いすぎずに戦っていくことは意識しています。が、やはりここは彼らが精神的にも打破するような強い気持ちを持ってもらわないことにはここを乗り越えられないと思っています。
厳しい状況の3Qを過ごしても、4Qで追い上げることができたことは自信を持っていいと思います。昨日と同じような展開に最後も持っていくことができました。それは収穫だと思っています。 なので、ソリッドな3Qを過ごせるかどうかが次のキーだと思っています。
Q.次節の滋賀ダイハツアリーナこけら落としゲームに向けて
皆さんの前でまた戦う姿を、新アリーナで見せられることが何よりのモチベーションだと思っています。この週末で新体制で初勝利することができましたが、2個目、3個目の勝利を新アリーナでお見せできればと思います。
#1 ケルヴィン・マーティン選手
残念な結果ですし、ブースターの皆さんをがっかりさせてしまいました。怪我人が多い中、加えて海(テーブス)が途中で抜けてしまった中でも、自分たちが勝ちに繋げられるような状況までカムバックする事ができたのはポジティブに捉えるポイントだと思っています。あのような状況でも自分たちはしっかり闘えるんだという事、そして自分たちのキャラクターというものを見せる事ができたのかなと感じています。
Q.テーブスが抜けた後のプレーは?
普段以上にやらなければならないというのは自分の中にありました。しかし、自分自身はいつも通りのプレーをするだけでしたし、どのような状況でもチームメイトは声をかけてくれましたし、コーチングスタッフも自分が何をしなければいけないのかという事も色々指示を出してくれたので、そういった部分で自分のプレーについて周りがサポートをしてくえれたという意味で感謝しています。海が抜けてから、後半スロースタートになってしまいましたが、自分だけでなく全員がステップアップして試合の中でそれを見せる事ができたというところが一番大きかったです。全員が気持ちの部分で大きな変化があったのではと思っています。
Q.ここ3試合アグレッシブなリバウドが目立つが?
いつも試合後に話をしているのですが、自分のガールフレンドから「ボックスアウトが足りないぞ」という指摘を受けていたので、そこを自分の中でも意識するようになった事が大きく数字に表れているのではないかと思っています。
#16 野本大智選手
怪我の影響で万全なコンディションになるまで長い期間抜けてしまいチームにも迷惑をかけてしまったので、自分が入って流れを変えるようなプレーをするという気持ちを持って試合に臨みました。
このような結果で終わってしまったのは残念ですが、まずはしっかりとコートに立つことができたという部分は良かったと思っています。
Q.4Qは追い上げムードに火を点けるアグレッシブなプレーだった
まずは自分のプレーで流れを変える事を意識していました。アグレッシブなプレーというのが自分の持ち味ですし、コーチングスタッフからもそれを求められてあのような時間帯でプレイングタイムを貰っているので、自分としては徹底するだけでした。
そして実際にプレーで表現できたという部分には手応えを感じています。しかし、チームとしては3Qで失速して、相手に流れを持っていかれてしまったのが課題だと思うので、僕らの基盤としているバスケットをもう一度徹底する、より3Qに集中して入る事が重要だと感じています。
ディフェンスから走るというバスケットをしっかり徹底してこの問題も解決したいです。
Q.次戦は新しいホームアリーナでの初戦
今日は悔しい負け方をしてしまいましたが、次の試合、滋賀の新しい歴史というか、新たなアリーナでプレーできるので、滋賀の皆さんもたくさん見に来てくれると思っています。良い形で滋賀ダイハツアリーナでのスタートを切る事ができるように、ハッスルして頑張りたいと思います。