【戦評/コメント】12/3 第9節GAME1 vsレバンガ北海道
B.LEAGUE 2022-23シーズン 第9節 | |||||
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24 | 1Q | 18 | |||
21 | 2Q | 19 | |||
15 | 3Q | 31 | |||
35 | 4Q | 27 | |||
20 | OT | 13 | |||
115 | 108 | ||||
12.3 sat / 北海きたえーる |

得 点 テーブス32pts マーティン 29pts 狩野 21pts |
リバウンド マーティン 18reb ドブラス 5reb キング 5reb |
アシスト テーブス 15ast マーティン 5ast 柏倉 3ast |
戦評
敗戦ムードをテーブスが一変させ、狩野が勝負を決定づけた。1Qからマーティンが3つのスティールを奪うなど積極的なディフェンスで北海道のターンオーバーを誘い、3Pがチームで4/6とよく決まり24-18と先行。2Qもマーティンが大暴れ、終了間際にはテーブスのアシストを3Pを決めてこのクオーター10得点。前半で得点とリバウンドのダブルダブルを達成し、45-37の優勢で折り返す。
しかし、3Qは北海道の荒川、高橋の元滋賀コンビの2人だけで21得点を許すと、3Qで一挙31失点で逆転される。4Qも残り27秒で7点ビハインドと敗色濃厚な展開となるが、狩野の3P、マーティンのフリースロー、そして残り2.1秒のラストプレーでテーブスが同点の3Pを決めてオーバータイムへ
延長は狩野が6本目、7本目の3Pを成功させるなど、追いついた勢いで北海道の追撃を振り切った。
試合後コメント
保田尭之HC代行
前半は準備してきた通り、選手たちがよくリアクションしてくれたと思っています。悔やまれるのは3Qの入り、これが自分達を苦しい展開にした、大阪戦の3Qの入りを思い返させられるような展開になってしまったものの、今回大阪戦と違ったのは、そこからもう一度盛り返すためにチームとして、都度都度ゲームにアジャストしていけたことが大きな収穫であり、延長に持っていけたきっかけになったと思います。 延長前の海のショットは、苦しいショットではあったものの、彼らがタイムアウトがない中でお互いにコミュニケーションを取って、選手たちの思いが、海の最後のショットに魂がこもったものがスコアされたんじゃないかなと思っています。そのあとは自分達のペースで入ることができたのが大きな勝因だったと思います。 ほとんどの選手が、この長い45分のゲームに参加してくれたと思っています。星野選手も短い時間ではありましたが、前半の出場がなかった中でよくチームのケミストリーを崩すことなく試合に入ってこれたと思います。 チームにおめでとうと伝えたいです!
#32 狩野祐介選手
タフゲームでしたが、チームで勝てた事を嬉しく思います。
大事な試合と言っていたので、そこをまず一勝できた事が本当に良かったです。前半は良い流れでしたが、やはり3Qの出だしにいつもの流れが悪い時間帯が出てきてしまいました。選手自らが崩してしまった気がするので、そこをもっと意識して改善していかなければいけません。でも、今日に関してはしっかりカムバックできた事がチームの勝利に繋がったと思います。
Q.流れが悪かったタイミングで意識していたことは?
オフェンスにいきがちですが、僕たちが調子が良い時、勝つチームというのはディフェンスから流れを持っていっているので、常にディフェンスからという声掛けはしていました。チームが下を向きそうな時には、ポジティブな声掛けを多くしていました。
Q.B1通算個人3P成功600回を達成した?
相手のマークも厳しかったですが、撃ち続けた結果、7本入って記録も達成できて本当に嬉しく思いますし、パスを出してくれた仲間、スクリーンをしてくれた仲間のお陰だと思っています。できればホームで達成したかったですが、このように達成できた事は自分のキャリアにとっても良い事なので、600本から今度は700本を目指して撃ち続けて決めていければと思っています。
Q.明日の試合に向けて
相手は今日よりもエナジーを出して出だしから向かってくると思うので、それに受け身にならずに自分たちのバスケットを最初から最後まで、そして3Qの重要なところでしっかりとプレーができるように準備をしていきたいです。明日も応援を宜しくお願いします!
#7 テーブス海選手
本当に苦しい試合を、今回はチーム一丸となって最後の最後まで戦い続けて、自分たちのモノにできて本当に嬉しいです。
スタートが良くて、自分たちが試合前から話していたアドバンテージのところで攻める事ができていました。後半の入りからターンオーバーが続いて相手に流れを渡してしまいましたが、残りの15分間でコツコツと得点を積み重ねたことで流れを引き戻せたと思っていますし、ディフェンスの方から何とか追いつく事ができたのが勝因だと思っています。
Q.チームを救った4Q終了間際の同点ブザービーター3P
アドレナリンが凄かったですし、何より試合が終わっていないんだという嬉しさでいっぱいでした。
ケルヴィン(マーティン)とも話していましたが、直前の相手の一本目のフリースローが外れた時に「1本外したらどうなるか分からないから、両方決めた方がいいよ」と言って相手が外したので、そうなると本当に僕らのシュートは入るか入らないかなので、あまり考える時間もなく、ただ単に2秒でシュートを撃つことだけ考えていました。
Q.明日に向けて
僕たちは2連勝するためにここに来ているので、まずは一つ取りましたが、この流れを明日に繋げて、簡単な試合にはならないと思いますが、チーム一丸となってがむしゃらに戦い続けたいと思っています。