【戦評/コメント】11/19 第6節GAME1 vs琉球ゴールデンキングス
B.LEAGUE 2022-23シーズン 第6節 | |||||
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11 | 1Q | 21 | |||
14 | 2Q | 18 | |||
13 | 3Q | 23 | |||
13 | 4Q | 10 | |||
51 | 72 | ||||
11.19 sat / 沖縄アリーナ |

得 点 柏倉 10pts 川真田 9pts マーティン、キング 8pts |
リバウンド キング 12reb ドブラス 5reb マーティン、テーブス 4reb |
アシスト テーブス 8ast マーティン 2ast 杉浦、ドブラス、ラベナ、 星野、キング、狩野、川真田 1ast |
戦評
1Q立ち上がりはドブラス、柏倉の得点で打ち合いの構えを見せたが、中盤にターンオーバーが続くと琉球に一気に畳み掛けられ11-21に。2Qも狩野が3Pを決めるが、全体的に前半のシュート成功率が20%台と伸び悩む間に25-39とリードを広げられた。
3Qは残り3分を切るまで2得点に封じられる。だが、プレータイムを与えられた川真田、星野がテーブスから供給されるボールをしっかり決め、最大28点のビハインドから追い上げ4Qへ。4Qもこの日チーム最多得点の柏倉や川真田が積極的に攻め、ようやくQ単体で琉球を上回ったが、全体として琉球から主導権を奪い返せなかった。
しかし、課題だったリバウンドは、新加入のキングがオフェンスリバウンド7を含むトータル12をマーク。インサイドの強い琉球相手にも踏ん張り、GAME2へ繋がる光明も見せた。
試合後コメント
保田尭之HC代行
今日、新体制の中で初めての試合でしたが、新しいシステムを導入しているところで、まずやっぱり時間が必要というところが前提にあります。前半と後半のところでもオフェンスの仕上がりにはだいぶ大きな差があったと思います。
オフェンスで、自分達はより簡単なシュートを見つけたいと思っています。前半は特にレイアップがブロックショットに遭ってしまったり、かなりディフェンスを寄せたのに外に振れなかったりとかがありました。オフェンスでは、これまでやってきたコンセプトを新体制でも変わらずやっていくことが必要だと思っています。
ディフェンスでは、外国籍選手が3人揃ってサイズ感は相手とほぼ同等になったと思いますが、でもボックスアウトのところでビッグマンがしっかり潰し合わなければいけません。また、アウトサイドの選手ももっとディフェンスリバウンドに行かねばならず、前半はその部分でやられました。後半はそこにアジャストできたことが、それ以上の点差を防ぐことになったと思います。明日、相手のオフェンスリバウンドをどう抑えていくかがキーになっていくと思います。
Q.今日の試合への意気込みはどんなものだったか?
新体制になったところで、フレッシュに入りたいというところはありました。よりチーム一丸となって戦っていきたい、その方向性をしっかり示したいとは思っていました。
やっぱりまだ初戦というところで、自分達のチームが何が良くて、何がチームルールとしてダメなのか、一つ一つのポゼッションの中で丁寧に磨き上げていくということが当面の間は必要だと思います。
特にHC代行になったからと構えることはなく、自分もHCは経験してきていますし、その辺りは特に変わり無くやってきています。
Q.HCが交代しチームの雰囲気は?
雰囲気をここで下げてしまうわけにはいかないということが大前提だと思っています。自分達がここから上がっていく、チーム一丸となって戦っていく、その方向性に向けて自分達がどう取り組んでいくかだと思います。
今はオフェンスはよりスピーディーなバスケットを目指していますし、本当の意味でスピーディーなバスケを目指すために、彼らがシステムの中で状況判断をしたり、ディフェンスでは密なコミュニケーションを求めるようにしています。
Q.前体制の方針は受け継いでいくと思うが、保田HC代行自身の強みはどこに出すか?
ルイス・ギル前HCが掲げ、クラブがシーズン始動から求めていたソリッドなディフェンスから走るということを体現することは今季始まった時からクラブとして掲げられた目標だと思っています。これを本当の意味で体現するためにどういうバスケットをするかというところにおいて、タイマーが止まらない限りはずっと走っていく、走った先にあるチームルールとシステムの中で、選手たちが判断していく。選手たちがディシジョンメイキング(意思決定)を楽しんでいくことが、相手にスカウティングされづらい、守りにくいスピーディーなバスケットを体現することになると思っています。それは自分がこれまでHCをしていた中で強みにしていた部分だと思います。
#7 テーブス海選手
今日は相手のディフェンスに苦しめられて、自分達のやりたいオフェンスができなかったんですけど、後半からみんな積極的にアタックして、そこからのオープンシュートも生まれたので、そういういい部分は明日に繋げられればと思います。
Q.日本代表から帰ってまもない中で新チームへのアジャストは?
そうですね、いろんな新しいこともあるので、なかなか1試合目では完璧な状態を見せられなかったんですけど、これからだと思うので、どんどん成長していきたいと思います。
代表活動で何かが大きく変わったということはないです。代表とチームとでは、僕自身に求められている役割が違うので、どちらも一つ一つしっかりとプレーをして、チームの勝利に貢献したいと思っています。
Q.今回の日本代表活動を経て何か変わったことなどはあるか?
代表とチームとでは、僕自身に求められている役割が違うので、どちらも一つ一つしっかりとプレーをして、チームの勝利に貢献したいと思っています。
#14 柏倉哲平選手
今日は自分達の課題であるオフェンスリバウンドのところで相手に多く取られてしまいました。簡単には勝てないチームに対して、よりフィジカルにコンタクトして全員でリバウンドに取りにいくことを意識して明日は戦いたいと思います。
ディフェンスからリズムを作り、良いオフェンスに繋げられる状況は良かったと思うので、それをいかにもっも増やせるかだと思います。琉球は普通に戦っても勝てないので、相手よりもハードワークして戦っていきたいです。
Q.自身が得点(10)チーム最多となるが、今日の試合における今日の評価は
試合に入る前から積極的にゴールにアタックしようとは思っていました。ただシュートセレクションが悪いシュートもあったのでよりよい判断ができるようにやっていきたいです。
#99 川真田紘也選手
自分達のしたいことができていた部分も、できていなかった部分もあって、できていない時間帯に確実に点を取られてしまって点差が広がったと思います。でも、良いところもあったので、明日は良いところを継続して勝ちに行きたいと思います。
Q.天皇杯の二桁得点に続き9得点、強力な外国籍選手を相手に体を張った
外国籍選手とやるのが当たり前なんで。もちろんまだまだ体的にも技術的にも未熟なんですけど、挑戦することは誰でもできることですし、挑戦してそれが良い結果につながったんで、明日もこれからもずっと挑戦していって、得点もプレータイムも勝ち取っていきたいと思います。
Q.ブースターへのメッセージを
今日も勝つつもりで負けてしまったんですが、明日ももちろん勝つつもりでやるので、応援をよろしくお願いします!