【戦評/コメント】10/9 第2節GAME2 vs新潟アルビレックスBB
B.LEAGUE 2022-23シーズン 第2節 | ||||||
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22 | 1Q | 25 | ||||
23 | 2Q | 16 | ||||
20 | 3Q | 23 | ||||
15 | 4Q | 16 | ||||
9 | OT1 | 9 | ||||
18 | OT2 | 11 | ||||
107 | 100 | |||||
10.9 sun / ウカルちゃんアリーナ |

得 点 #25 ブバ 39pts #7 テーブス 23pts #1 マーティン 12pts |
リバウンド #25 ブバ 14reb #7 テーブス 7reb #1 マーティン 6reb |
アシスト #15 テーブス 15ast #7 ラベナ 5ast #14 柏倉 4ast |
戦評
ダブルオーバータイムまでもつれ込む接戦を滋賀レイクスが粘り勝ちした。
1Q出足は2-9と先手を譲るが、ブバが14得点と意地を見せて22-25と3点までビハインドを縮める。2Qもブバは8得点、狩野も3Pを2本決めるなど41-45と逆転に成功。
3QはFG成功率が35.7%に低迷するなどブレーキ。テーブスが2本の3Pを含む8得点で65-64とリードを守る。だが、4Q7:11に新潟・杉本の3Pで67-67の同点とされるとシーソーゲームに。残り2:03では新潟・アレンのフリースローで75-80とビハインドが5点に広がるが、テーブスのフリースロー、ラベナの3Pで同点に追いつき2試合連続のオーバータイムへ突入。
OT1の残り1分を切りビハインドは5点。ここからブバのインサイド、そして残り0.3秒でテーブスの同点3Pで望みをOT2に繋ぐと、最後は柏倉、森山の連続3Pが決まり2連勝をもぎ取った。
試合後コメント
ルイス・ギルHC
今日の試合で我々がどのようなチームなのかを示すことができた事が最も良かったです。
2試合続けての延長戦を勝つために必要なものを表現することができた試合でした。この2連戦は外国籍選手が一人足りない状況でした。そして今日に関してはオーバータイムでキーファー(ラベナ)も欠くことになりました。その中でもチームとして成長を見せられましたし、勝利を掴み取った選手たちに賞賛を送りたいと思います。
Q.本日2回目の延長戦、選手起用で考えていたことは
オフェンス・ディフェンス両面で、自分たちの課題をどのようにして解決するかを考えていました。キーファーの怪我もありシューターを使うタイミング、ここに関しては祐介(狩野)やモリ(森山)が起点になってくれましたが、そこからシューターのオープンシュートを狙っていきました。ディフェンス面ではスイッチを多用して、できるだけミスマッチを減らすようなサイズ感のある選手たちを揃えました。
Q.2戦連続の接戦をモノにできた要因は
多くの選手たちが存在感を示し、今日は祐介、昨日のテツ(柏倉)のように、たくさんの選手が試合に参加できた事が要因だと思っています。自分たちの成長を促すため、この勝利は良いものになったと思います。ホットな時間帯にどのようにして自分たちが勝利を手繰り寄せるか、という事を教えてもらった試合になりました。
Q.開幕から4試合を終えてのチームの融合度は
選手たちの間で良い関係性が生まれています。特にキーファーが外国籍選手と日本人選手、ベテランと若手、スタッフと選手を繋ぐ役割を担ってくれているように、自分たちは確実に成長しているなと感じていますし、それぞれの選手が他の選手とどのようにプレーしていけば良いのかという事を理解しつつあります。今はまだ波がありますが、チームとして成長する時間はまだまだあります。シーズンを通して安定して戦っていけるよう日々成長していきたいです。
テーブス海選手
今日も最後まで苦しい戦いでした。途中までは得点の取り合いになっていましたが、最終的にはチーム一丸となって、僕ららしいバスケットで勝つことができて本当に嬉しいです。
Q.OT1終了間際での同点3Pシュートを振り返って
3点差で負けていたので、3Pを狙わないといけないと感じていた中で、タイムアウトを取らずにそのまま運びました。一度ピックを使って相手もスイッチしてきて、残り5秒くらいでテツさん(柏倉)に出したボールが戻ってきたので、ステップワークを入れつつ打ったらたまたま入りました。入った瞬間はアドレナリンも出ていたので、実感が湧かないというかシーンとした感じでした。
オーバータイムに持ち込めば勝てる自信はありましたし、3Qも4Qもリードしていた中で自分たちがやらなければならないプレーをやらずに相手に追いつかれてしまったので、ここで一度気持ちを切り替えて勝つために必要なプレーをして勝ちに行こうという話をしました。
Q.40分間のプレータイムはどうだったか
こんなに出場するのは人生初めてですね(苦笑)。ただ、今日のように競った展開だと疲れないというか、永遠に走れるような感覚はありました。
Q.次戦への意気込み
なんとかこの2試合を勝ち切ることができましたが、課題は山ほど残っていると思っています。勝ったのは良いことですし、接戦を勝ち切るというのはチームにとってプラスなのは間違いないですが、ディフェンスに関しては今後もっと良くなっていかないといけないので、そこはコーチとも話をしながらしっかり練習して広島戦で成長した姿を見せられたらと思います。
Q.滋賀での4試合を終えて自分の中での変化を感じるか
プレータイムが伸びることで、積極的にやれている部分はあると思います。スタメンで出るためには常に積極性が求められていますし、チームが走るスタイルの中で自分の持ち味であるスピードとアタックを出していかなければ怒られる環境というのもあるので、やりやすさは感じています。
#14 柏倉哲平選手
タフな試合でしたが、2日間を通して延長戦を勝ち切ることができたのは自分たちにとってプラスになりました。ホームゲームでの勝利は素直に嬉しいです。
Q.オーバータイムでの3ポイントを振り返って
海(テーブス)がチャンスを作ってくれたので、自分はパスが来たら打つだけでした。試合を通してシュートの本数は多くなかったですが、そこは気にせずチャンスがあれば打つ準備をしていたので、海が本当に良いボールをくれたなと思っています。
Q.2試合続けて要所でシュートを決めているがその要因は
日ごろから練習前後に行っているワークアウトにスキルコーチが付き合ってくれたり、より試合に近い環境で練習に臨めているのは大きいと思います。スタッフの支えがなければ成り立たない、それに尽きるなと感じています。
Q.接戦を勝ち切ったチームの雰囲気は
開幕戦を自分たちらしくない戦いで落としてしまった中で迎えたホーム開幕戦、苦しい試合でしたがネガティブにならずにチーム全員でポジティブな声かけをし、ブースターの皆さんの後押しも受けられたことで勝ち切ることができました。良いコミュニケーションが取れていると感じていますし、この勢いを次に繋げていきたいです。
Q.新加入のブバの存在感は
最もインサイドを支えてくれている選手で、チームには欠かせない存在です。ルイスのバスケットを実現するためには、ブバのようにインサイドで体を張れる選手が重要で、さらに彼はチームメイトを活かすパスが出せたり、アウトサイドも得意としている選手なので、必然的に彼が起点になるのかなと思っています。経験豊富な選手なので、チームへの要望は多いです。それが我儘ではなくチームがより良くなるために必要だということは理解していますし、逆に自分たちの意見も聞き入れてくれる選手なので本当にやりやすいです。